縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

雷神山古墳(らいじんやまこふん)は宮城県名取市に所在する東北最大の前方後円墳である。

概要

愛島丘陵(標高40m前後)の東端に築造された前方後円墳である。周堤と周濠を含めた墓域は南北210m、東西140m。表面に葺石がある。古墳時代前期の土師器が出土することなどから4世紀末から5世紀初頭の築造と考えられる。

調査

1976年(昭和51年)、1977年(昭和52年度)に雷神山古墳の調査を行い、古墳から壷形埴輪、土師器の器台・底部穿孔壷形土器などが出土した。墳丘上で底部穿孔壷形土器や器台を使用した祭事が行われていた。主体部は未調査。埴輪は全て壺形埴輪である。

指定

  • 1956年(昭和31年)12月28日、国の史跡に指定される。

諸元

  • 主軸長:168m、
  • 後円部径:96m、
  • 後円部高さ:12m、
  • 前方部長さ:72m、
  • 前端幅:96m、
  • 前方部高さ:6m

アクセス等

  • 築造年代:4世紀末頃
  • 被葬者:地方豪族の首長の墓
  • 所在地:宮城県名取市植松字山・愛島小豆島字片平山
  • 交通:JR館腰駅から約1.5km

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

フリーエリア

よろしければランキング投票してください
にほんブログ村 歴史ブログ 考古学・原始・古墳時代へ
にほんブログ村

フリーエリア

PVアクセスランキング にほんブログ村

メンバーのみ編集できます