縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

金銅大合子(こんどうのだいごうす, Globular Stupa-Shaped Bronze Container)は、相輪塔形の紐をもつ大型の合子である。

概要

球形の胴部のほぼ中央で身と蓋に分かれる構造である。全体に轆轤引きで仕上げられている。鍍金は外面だけでなく、内面や底部まで施される。香を入れる道具としても使われたとみられる。蓋裏と高台内に「左十五」の刻銘がある。

管理

  • 名称:金銅大合子 甲
  • 倉番:南倉 27
  • 用途:仏具
  • 技法:金工
  • 寸法:径17.5 高29.0 重5019
  • 材質・技法 :銅鋳造 鍍金

出展歴

  • 名称:金銅大合子 甲
  1. 1940年 - 帝室博物館、皇紀2600年記念正倉院御物特別展
  2. 1954年 - 第8回
  3. 1972年 - 第25回
  4. 1983年 - 第35回
  5. 2003年 - 第55回
  6. 2022年 - 第74回

参考文献

  1. 奈良国立博物館(2022)『正倉院展 第74回』仏教美術協会

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