縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

楯築遺跡(たてつきいせき)は岡山県?倉敷市にある弥生時代末期の遺跡である。「弥生墳丘墓」の代表的な遺跡である。

概要

王墓山丘陵の北端、標高50m弱で楯築神社の境内を中心とした丘陵上にある。自然地形を利用し盛り土を行っており、墳丘の規模は、現在知られている弥生時代の墳丘墓としては最大級である。円丘部は径約50m、高さ5m。墳丘頂部には5個の巨石が立ち、墳丘斜面には円礫帯がある。

発掘調査の歴史

1976年から1986年にかけて岡山大学を中心とする数次の発掘調査が行われた。

遺構

墳頂部には立石、墳丘斜面や裾に列石がある。円丘中央の大きな墓壙の中に長さ3.5m、幅1.5mの木槨痕跡がある。

出土品

棺底に32kgの辰砂が敷き詰められた棺とそれを納めた木製の槨の痕跡が発見された。
鉄剣、大量のガラス小玉、土製の勾玉、碧石管玉、ガラス小玉、を副葬する。壙の埋め土の円礫の堆積から特殊器台特殊壺を含む土器類、人物型の土製品とおもに帯状に弧文を刻んだ石が破片で出土した。

指定

アクセス等

  • 名称:楯築遺跡
  • 遺跡面積:
  • 南北:0m
  • 東西:m
  • 所在地:倉敷市庄新町8-1-2
  • 交通: JR吉備津駅→車5分

参考文献

  1. 大塚初重()『日本古代遺跡事典』吉川弘文館

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