鋤崎古墳(すきざきこふん)は福岡県福岡市西区今宿字鋤崎 に位置する4世紀末から5世紀初頭に築造された前方後円墳である。
鋤崎古墳付近 は糸島平野と早良平野を結ぶ交通要衝の地にある全長 62mの3段築成の古墳である。各斜面に葺石を貼り円筒埴輪列を巡らしている。今宿古墳群?の首長墓に位置づけられる。出土した鉄刀は朝鮮半島南部との交流のもとに日本列島で成立したとみられる福岡市教育委員会(2002)。仿製鏡の副葬は中国に先行した可能性が指摘されている福岡市教育委員会(2002)。副葬品の組み合わせから、最初の首長は女性の可能性が指摘される。石室内の玄室に、材料の異なる3基の棺が設置されている。
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