縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

赤地鴛鴦唐草文錦大幡脚端飾(あかじおしどりからくさもんにしきのだいばんのきゃくたんかざり、Decorative Edge From a Banner Leg of Red compound Twill-Wave Silk) with Mandarin Duck and Floral Scrollsは正倉院に収蔵されている大灌頂幡の留め飾りの一部である。正倉院展では「赤地鴛鴦唐草文錦大幡垂飾」の名称であった。

概要

757年、聖武天皇一周忌斎会の際に用いられた、 灌頂幡の脚端飾である。鴛鴦?が向き合う赤地錦を表裏にで用い、緑地花文錦で縁取りする。赤地錦には紙が裏打ちされている。幡の製作に関わる文書が再利用されている。本体の大灌頂幡は完品では残っていないが、残欠、残片が多数残る。幡身は六坪、幡足は十二条、各部を錦・綾・組帯などで飾る。全長は十数メートルに及ぶと推定されている。

展示歴

  1. 1984年 - 第36回

関連宝物

  • 大幡脚端飾?
  • 大幡残欠?
  • 大幡脚?
  • 大幡身?

管理

  • 名称 :赤地鴛鴦唐草文錦大幡脚端飾 第8号
  • 倉番 :南倉 180
  • 用途 :仏具
  • 技法 :染織
  • 寸法 :縦39.7 横46.3
  • 材質:錦 縁は緑地錦

参考文献

  1. 奈良国立博物館(2008)『正倉院展六十回のあゆみ』奈良国立博物館

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