東小田峯遺跡(ひがしおだみねいせき)は、福岡県筑前町にある弥生時代前期から中期の遺跡である。
筑前町は筑紫平野の北端に位置し、河岸段丘上に弥生時代初頭に農耕集落が展開した。大正15年に甕棺に収められた前漢鏡と鉄弌が発見された。副葬品を伴う甕棺墓遺跡とみられた。昭和20年以降、地元の朝倉高等学校史学部が調査を実施し、弥生時代前期に成立した居住域と墓域からなる遺跡であると確認された。
- 昭和63年6月6日 国指定重要文化財(考古資料)、九州国立博物館に一括保管
- 文化庁(2022)『発掘された日本列島2022』共同通信社
- 「発掘された日本列島 東小田峯遺跡」東京新聞,2022年6月8日
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