三雲南小路遺跡(みくもみなみしょうじいせき)は、福岡県糸島市井原に位置する弥生時代の遺跡である。
江戸時代の文政5年(1822年)2月、三苫清四郎が住宅の土塀を築こうと南小路の畠の土を取ろうとして偶然発見された。当時の様子を記録した『柳園古器略考』(青柳種信著)に、甕棺の大きさは「深三尺餘、腹經二尺許」であり、高さが90センチメートル以上、胴の直径が60センチメートルほどもある巨大なもので、その巨大な甕棺が二つ、口を合わせて埋められていた(1号甕棺)と書かれる。1975年、2号甕棺が発見された。胴の直径が90センチメートルの巨大な甕棺二つを口を合わせて埋められた。平成の学術調査により周溝をもつことが判明した。
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