伊都国(いとこく)は、『魏志倭人伝』に記載された倭国の国のひとつである。
末廬国から伊都国に至る経路は、海岸沿いは岬の断崖があるため荒波のため当時は通行できなかったと目される。そこで陸路なら山道を通ることになる。経路には鏡山(かがみやま,284n)、夕日山(ゆうひやま、272m)がある。山道を歩く場合は高低差があるため、平地より通行距離は伸びる。末廬国から伊都国まで漢代の1里を400 mとすると、500里は200kmである。実際と合わないことは歴然である。平地の経路距離なら、測定すると30.6kmである。山道を考慮しても45km程度である。1桁異なる。
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