銅鐸(どうたく)は弥生時代に使われた釣鐘形の青銅器である。
- 日本書紀 巻第十五 弘計天皇 顯宗天皇
- (大意) 繩の端に鐸(ぬりて)をつけて、取次のものに手間を取らせないようにせよ。参上したときは鐸を鳴らせば、汝がきたことを知るだろう。
- (原文) 繩端懸鐸、無勞謁者、入則鳴之、朕知汝到。於是、老嫗奉詔、嗚鐸而進、天皇遙聞鐸聲、歌曰、
- 『扶桑略記』天智天皇7年(668)条
- 滋賀県大津市に崇福寺を建立する際、宝鐸が発見されたと書かれる。
- 古事記 下巻 顯宗天皇
- (大意) 鐸(ぬりて)を大きな戸にかけて老婆を呼びたいときは鐸を鳴らした。
- (原文)故鐸懸大殿戸 欲召其老媼之時必引鳴其鐸
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