縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

甕棺墓(かめかんぼ)は縄文時代晩期以降、弥生時代に二つの大型の素焼きの土器を合わせてその中に死者を葬る合口甕棺や、一つだけで石のふたをする単甕棺で埋葬した墓地である。

概要

弥生時代に九州北部で盛行した。多数集合した共同墓地を形成しているが、副葬品から階級社会の出現が推定されている。200年間、盛んに使われていた。
なぜ九州の弥生人が大型の土器を棺として選んだかは不明である。

出土例

  • 甕棺墓群「甕棺ロード」- 吉武高木遺跡? 福岡市西区大字吉武
  • 安国寺甕棺墓群 - 福岡県久留米市山川神代
  • 甕棺墓 - 須玖岡本遺跡 弥生時代中期前半(紀元前150年頃)

参考文献

  1. 藤尾慎一郎?(1988)『九州の甕棺: 弥生時代甕棺墓の分布とその変遷』国立歴史民俗博物館研究報告第21集

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