縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

魚々子(ななこ)は金工技法の一つで、小さな丸い粒を隙間なく配置する模様である。

概要

密に打たれた模様が、魚の卵をまき散らしたようにみえることから言われる。『正倉院文書』に「魚々子打工」があることから、奈良時代には専門工がいたとみられる。

事例

  • 銅造如来半跏像(法隆寺献納) -
  • 貼銀鍍金双獣双鳳紋八稜鏡 - 個人蔵(「古代鏡展示館」(兵庫県立考古博物館加西分館)で展示)紋様の隙間に魚々子紋が隙間なく打ち込まれる。
  • 銀壺 - 正倉院 精緻な魚々子
  • 金銀荘横刀 - 金具は魚々子地に銀製鍍金で唐草の毛彫を施す
  • 瑠璃坏 - 正倉院 脚は銀台鍍金 毛彫 魚々子地

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

フリーエリア

よろしければランキング投票してください
にほんブログ村 歴史ブログ 考古学・原始・古墳時代へ
にほんブログ村

フリーエリア

PVアクセスランキング にほんブログ村

メンバーのみ編集できます