縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

青斑石鼈合子(せいはんせきのべつごうす、Turtle Shaped Covered Cintainer in Mottled Blue Stone)は正倉院に収蔵されている蓋付きの容器である。

概要

スッポンはリアルであり、背に金銀で北斗七星を描いている。動物彫刻として優れている。青斑石(蛇紋岩)で製作されており、目に深紅色の琥珀を嵌める。甲羅の北斗七星文は銀象嵌である。星は丸く、輪郭線を堀り、内側に銀泥を塗り、星をつなぐ線は日本の浅い筋を刻み、その間に金粉または金泥を塗る。

展示歴

  1. 1947年 - 第2回
  2. 1963年 - 第16回
  3. 1970年 - 第23回
  4. 1981年 - 特別展『正倉院宝物』(東京国立博物館)
  5. 1989年 - 第41回
  6. 2000年 - 第52回
  7. 2010年 - 第62回

管理

  • 名称 :青斑石鼈合子
  • 倉番 :中倉 50
  • 用途 :その他
  • 技法 :石製品
  • 寸法 :長15.0 高3.5
  • 材質:蛇紋岩 目は琥珀 甲羅の北斗七星文は銀象嵌・金泥

関連宝物

参考文献

  1. 奈良国立博物館(2008)『正倉院展六十回のあゆみ』奈良国立博物館

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