縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

土器(どき)は粘土に水を加え、こねて均質に仕上げた材料(素地,坏土)を,可塑性を利用して造形し、よく乾燥させてから焼き上げた器である。

概要

古墳時代の土器には、土師器と呼ばれる赤茶色の土器と、須恵器と呼ばれる灰色の土器がある。須恵器を生産開始して以降も土師器は使われ続けた。土師器は主に煮炊きや食器などに使用され、須恵器は貯蔵や供膳などに使われていた。用途によりそれぞれが使い分けられた。土師器は700度から800度位の低温で焼いたものである。低温で焼くので、割れやすい。須恵器は1200度から1300度の高温で焼かれる。「須恵器」は直接火にかけると割れやすいので、貯蔵用・食器用として使われた。

材料の違い

奈良文化財研究所は土師器須恵器とを化学的に分析したところ、土師器には田んぼの粘土を用い、須恵器には山の粘土を使うという材料の違いがあったと発表した。

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