隠岡遺跡(かくれがおかいせき)は、、三重県伊勢市倭町にある、弥生時代後期および平安時代の神官居宅跡の複合遺跡である。
伊勢市内で初めて見つかった3世紀末の集落跡である。伊勢神宮との直接の関係はない。
北側に勢田川流域の平地がある。発見により、伊勢神宮付近の「5世紀頃まで伊勢周辺は原野であった人は住んでいなかった」との学説は否定された。伊勢神宮より古い弥生時代の遺跡であるから、伊勢神宮が3世紀に遡るという証拠にはならない。
北側に勢田川流域の平地がある。発見により、伊勢神宮付近の「5世紀頃まで伊勢周辺は原野であった人は住んでいなかった」との学説は否定された。伊勢神宮より古い弥生時代の遺跡であるから、伊勢神宮が3世紀に遡るという証拠にはならない。
弥生時代後期の竪穴住居22棟、主幹排水路が宮川右岸の神宮周辺地で初検出された貴重な遺構である。弥生時代でも2時期に区分される竪穴住居である。主幹排水路も検出された。
遺跡は隠岡遺跡公園として整備されている。園内には再現された竪穴建物1軒と掘立柱建物2棟がある
- 名称:隠岡遺跡
- 所在地: 三重県伊勢市倭町字隠岡
- 交 通:近鉄山田線・鳥羽線宇治山田駅より徒歩約15分
タグ
コメントをかく