白石鎮子 戌・亥(はくせきのちんす いぬ い, Relief marble weight,with dog and Boar serpent in relief)は、正倉院に保存されている大理石のレリーフである。
十二支のうち戌・亥を組み合わせた図柄のリリーフである。正倉院に四神と十二支を大理石製の板1枚に2体ずつ浮き彫りにした品が8枚伝わる。すなわち白石鎮子は「子・丑」「寅・卯」「辰・巳」「午・未」「申・酉」「戌・亥」の6枚と、「玄武白虎」「青龍朱雀」の2枚からなり、合計8枚である。
- 1959年 - 正倉院宝物展(東京国立博物館)
- 1971年 - 第24回
- 1988年 - 第40回
- 2006年 - 第58回
- 奈良国立博物館(2022)『正倉院展 第74回』仏教美術協会
- 益富寿之助・山崎一雄・藤原卓(1988)「石製宝物の材質調査報告」正倉院紀要第10号
- 「重し 実は台座の飾り板 ?」読売新聞2022年11月11日
タグ
コメントをかく