縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

タグ検索で日本美術史108件見つかりました。

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白石鎮子辰・巳

''白石鎮子 辰・巳''(はくせきのちんす たつ み, Relief marble weight,With dragon and serpent in relief)は、[[正倉院]]に保存されている大理石のレリーフである。 *概要 十二支のうち辰と巳を組み合わせた図柄のリリーフである。正倉院に四神と十二支を大理石製の板1枚に2体ずつ浮き彫りにした品が8枚伝わる。すなわち白石鎮子は「子・丑」「寅・卯」「辰・巳」「午・未」「申・酉」「戌・亥」の6枚と、「玄武白虎」「青龍朱雀」の2枚からなり、合計8枚である…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c7%f2%c0%d0%c4... - 2022年11月12日更新

白石鎮子寅・卯

''白石鎮子 寅・卯''(はくせきのちんす とら う, Relief marble weight. With tiger and rabbit in relief.)は、[[正倉院]]に保存されている大理石のレリーフである。 *概要 十二支のうち寅と卯を組み合わせた図柄のリリーフである。正倉院に四神と十二支を大理石製の板1枚に2体ずつ浮き彫りにした品が8枚伝わる。すなわち白石鎮子は「子・丑」「寅・卯」「辰・巳」「午・未」「申・酉」「戌・亥」の6枚と、「玄武白虎」「青龍朱雀」の2枚からなり、合計8枚である…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c7%f2%c0%d0%c4... - 2022年11月12日更新

彫石横笛

''彫石横笛''(ちょうせきのおうてき)は、[[正倉院]]に保存されている蛇紋岩製の横笛である。 *概要 [[国家珍宝帳]]に記載されている楽器である。[[横笛]]はインドに起源があり、漢代に中国に伝わったとされる。基本は竹製であるが、本品は[[蛇紋岩]]を用い、節から生えた小枝など、竹の姿を表す。竹笛を模している。全面に花喰鳥、雲、飛雲などの文様を表し、吹口と七個の指孔をあける。黒班のある灰緑色の石材が使用される。X線回析により蛇紋岩と確認された。 頭と本体は一体ではなく、別々の蛇紋岩を使用し、接着剤…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c4%a6%c0%d0%b2... - 2022年08月26日更新

鳥毛篆書屏風

''鳥毛篆書屏風''(とりげてんしょのびょうぶ)は、[[正倉院]]に保存されている君主座右の格言を記載した屏風である。 *概要 [[国家珍宝帳]]記載の献納宝物である。東大寺献物帳([[国家珍宝帳]])の御屏風百畳の中の「鳥毛篆書屏風六扇」であり、当初の全六扇(六曲屏風が一隻分)がそのまま残る。第1扇から第六扇がある。 第1扇は緑青を地とし、2扇以下は丹色吹付けを地とする。花鳥文の吹絵を施す。 *管理 **名称:鳥毛篆書屏風 第1扇 -倉番:北倉 44 -用途: 調度 -技法:紙 -寸法:長149.0c…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c4%bb%cc%d3%e4... - 2022年06月08日更新

雑集

''雑集''(ざっしゅう)は、[[正倉院]]に保存されている聖武天皇が中国六朝・隋・唐時代の詩文を抄出された書巻である。 *概要 [[国家珍宝帳]]記載の献納宝物である。天皇31歳の宸筆である。主として浄土信仰に関するものが抄写され、145首を計上する。中国ではほとんどが散逸し、伝わっていない。 *管理 -名称:雑集 -倉番:北倉 3 -用途: 書蹟・地図 -技法:紙 -寸法:本紙縦27.1〜27.7 全長2142 軸長31.3 -材質・技法 :本紙白麻紙47張 墨書 淡紫および淡黄の罫線 軸端は紫檀 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bb%a8%bd%b8... - 2022年06月08日更新

金工

''金工''(きんこう)は金属を加工してつくる工芸品である。 *概要 使われる金属は金・銀・銅・鉄・錫・玉鋼(たまはがね)・アルミニウム・ステンレス・プラチナ・チタンなどである。 *技法 -鋳金 -鎚金 -鍛金 -彫金…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b6%e2%b9%a9... - 2022年05月19日更新

鳥獣花背八角鏡

''鳥獣花背八角鏡''(ちょうじゅうかはいのはっかくきょう)は[[正倉院]]に保存されている八角形の銅鏡のひとつである。 *概要 背面に鳥獣花文を鋳出した鏡である。内区と外区とに分かれる。内区は紐をはさんで綬を咥えた二匹の鳳凰、山岳、花を表す。外区は花に集う鴨、インコ、獅子、鹿を表す。南倉(12号)にも鳥獣花背八角鏡がある。 付箋紙片に「八角鏡一面重大冊八斤八両径二尺一寸七分鳥獣花背、緋絁帯八角榲柙盛」の墨書。 鏡面は平面。鏡背は緑色や褐色に錆びる。錆が取れた部分は白みを帯び…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c4%bb%bd%c3%b2... - 2022年05月13日更新

赤銅合子

''赤銅合子''(しゃくどうのごうす,Lided Copper Bowl with Pagoda-Shaped Knob)は、[[正倉院]]に保存されている合子である。 *概要 合子はふた付きの小さい容器を意味する。第一号は宝瓶形の鈕をつける。古様の卵形の形状である。鈕は金銅製、他はほぼ純銅で赤褐色を呈し、今日でいう赤銅とは異なる。鍛造のあと轆轤挽きで仕上げる。第三号は七重の相輪形の鈕をつけて塔形とする。胴部は横に膨らんだ球形とする。台脚は末広がりである。座金の一部には銀を用い、つまみの部分に黄銅を用い…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c0%d6%c6%bc%b9... - 2022年05月12日更新

スキタイ

''スキタイ''(すきたい, Chinese flowers pattern)は、紀元前8世紀から前3世紀ごろにかけて、[[カフカス地方]]の北側、黒海北岸から[[カスピ海]]北岸のヴォルガ川までの草原地帯で活動した騎馬遊牧民である。 *概要 高度な金属文化を持っていた。騎馬の技術、馬具、武器に施された動物紋などが特徴である。 独特な形の馬具、「ハート」を逆にしたアキナケス剣という武器、「スキト・シベリヤ様式と呼ばれる動物文様」をほどこした美術品の三分野で知られる。 *参考文献 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%a5%b9%a5%ad%a5... - 2022年05月12日更新

玄武

''玄武''(げんぶ, Genbu)は、中国古代の想像上の動物で東西南北の四方を4匹の動物が守護すると考えられている。 *概要 四神の一つで霊獣である。四象と四神・四獣は同義である。 *四神 -東 青竜 -南 朱鳥(朱雀(すざく)) -西 白虎 -北 玄武(亀と蛇(へび)の合体) *参考文献 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b8%bc%c9%f0... - 2022年05月12日更新

金銀花盤

''金銀花盤''(きんぎんのかばん,Silver Foliate Platter woth Gilded Repousse)は、[[正倉院]]に保存されている銀製の盤である。 *概要 六花形の脚付きの大型の銀製の盤である。盤は上面が平たい器である。盆形の中央に花鹿、周囲に花葉文を蹴り彫りで刻み、裏から打ち出して肉付けをする。 文様部には金鍍金が施されている。[[正倉院]]の銀盤の中で、最も大きく華麗である。 花のような角を持つシカの文様を中央に置き、周縁には[[唐花文]]を打ち出す。皿の周囲に水晶玉など…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b6%e2%b6%e4%b2... - 2022年05月12日更新

内行花文鏡

''内行花文鏡''(ないこうかもんきょう)は中国・漢代の鏡の形式のひとつである。 *概要 鏡の内区の主要な文様を幾何学的文様構成の連弧文帯とする。[[鈕]]、[[四葉文]]、[[連弧文]]、[[雲雷文]]・雲雷文帯で構成される。 内行花文鏡は日本での呼び名であり、中国では連弧文鏡という。高橋健児が連弧を花弁に見立て、内行花文鏡とした。 舶載鏡とそれを模倣して製作した模倣鏡とがある。 *出土例 -天神山古墳 --奈良県天理市柳本町[[天神山古墳]]から出土。銅鏡は、後円部中央の竪穴式石室の中の木櫃の内外か…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c6%e2%b9%d4%b2... - 2022年05月08日更新

伎楽面 木彫第3号

‘'伎楽面 木彫第3号''(ぎがくめん もくちょう,Gojo mask for Gigaku Performance)は[[正倉院]]に収蔵されている[[伎楽面]]である。 *概要 正倉院の14種23面の伎楽面のうち「酔胡従」である。酒に酔った胡人の王「酔胡王」とこれに仕える従者「酔胡従」が酒に酔うという演目で用いられた。伎楽面中に酔胡従は正倉院に8面がある。劇中では最後に登場し、6人から8人の従者がが酔胡王とともに酒宴を繰り広げる展開である。展示歴は少ない。 *構成 耳が長く鼻は天狗のように長く、顔に…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b4%ec%b3%da%cc... - 2022年05月07日更新

黒漆

''黒漆''(くろうるし)は黒色の漆である。 *概要 江戸時代以前は透漆に油煙を混ぜていたが、[[江戸時代]]頃から鉄または鉄の化合物を加えて黒漆を製造した。黒漆にはツヤありとツヤ消しとがある。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b9%f5%bc%bf... - 2022年05月07日更新

伎楽面 木彫第57号

‘'伎楽面 木彫第57号''(ぎがくめん もくちょう,Gojo mask for Gigaku Performance)は[[正倉院]]に収蔵されている[[伎楽面]]である。 *概要 正倉院の14種23面の伎楽面のうち「酔胡従」である。酒に酔った胡人の王である「酔胡王」とこれに仕える従者「酔胡従」が酒に酔うという演目で用いられた。伎楽面中に酔胡従は正倉院に46面がある。 劇中では最後に登場し、6人から8人の従者が酔胡王とともに酒宴を繰り広げる展開である。展示歴は少ない。延均師の作で、752年(天平勝宝4…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b4%ec%b3%da%cc... - 2022年05月07日更新

金銀鈿荘唐大刀

‘'金銀鈿荘唐大刀''(きんぎんでんかざりのからたち,Sword Mounting with Gilt-Silver Fittings inlaid with Jewels and with Makie-Decoration)は[[正倉院]]に収蔵されている金銀珠玉荘の[[太刀]]である。 *概要 装飾の華麗な太刀である。[[国家珍宝帳]]に記載される。国家珍宝帳に大刀100口が記載されているが、現存するのは本品のほか杖刀2口把だけである。「唐大刀」は唐風の大刀の意味である。 本品は木心に鮫皮を乗せ、把…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b6%e2%b6%e4%ee... - 2022年05月07日更新

漆皮箱

''漆皮箱''(しっぴばこ,Lacquered Hide Mirror-case)は、[[正倉院]]に保存されている円形または八角形の箱である。 *概要 漆皮箱には第六号、第七号、第八号、第十三号、第十四号、第十五号がある。第十三号は八角である。第七号は[[平螺鈿八角鏡]]と同時展示される。[[国家珍宝帳]]記載品である。 **第6号 蓋と身はそれぞれ一枚皮で作り、身の内面に緋綾の内張りを備える。 **第7号 平螺鈿背八角鏡第7号の容器。蓋と身はそれぞれ一枚皮で作り、身の内面に緋綾の内張りを備える。円形…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bc%bf%c8%e9%c8... - 2022年05月07日更新

木内半古

''木内半古''(きうち はんこ,1855年-1933年)は明治、大正、昭和時代前期の木工芸家である。[[木内省古]]の父。木内五郎は五男。 *概要 内国勧業博覧会など各種博覧会で受賞を重ね、その後は[[正倉院]]御物整理掛に出仕し、細密な[[木画]]技術を習得し、正倉院御物の修理と模造に従事する。1892年(明治25年)に[[正倉院]]の[[赤漆文欟木御厨子]]を復元した。1898年(明治31年)、赤漆文欟木厨子の模造を製作する。[[東京国立博物館]]が所蔵する。明治時代、[[アーネスト・フェノロサ]…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%cc%da%c6%e2%c8... - 2022年05月07日更新

紫檀小架

''紫檀小架''(したんのしょうか,Small Stand of Red Sandalwood)は[[正倉院]]に保管されている木製の物をかけるための道具である。 *概要 長六角形の床脚付きの台座に、鳥居形の[[紫檀]]製の柱・笠木・貫で構成する。[[紫檀]]材は断面を四花形とし、笠木の先に[[象牙]]の端飾りをつけ、柱頭部と貫上に象牙の[[唐草文]]様の装飾で飾る。長短六の区画は周縁を市松文、矢筈文、斜交文の[[木画]]の界線で囲み、金箔押し[[玳瑁]]貼りとする。 六角台の基台は柿の素地、上面中央の…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bb%e7%c3%c9%be... - 2022年05月07日更新

動物埴輪

''動物埴輪''(どうぶつはにわ)は動物姿を表した[[埴輪]]である。[[形象埴輪]]のひとつである。 *概要 埴輪に表された動物には馬、牛、犬、鶏などの家畜のほか猪、鹿、水鳥、魚などの獲物などがあり、古代の人々の暮らしにつながる動物を表している。 しかし動物により、その意味は異なる。馬は5世紀には高貴な人物の乗り物であり、[[威信財]]であった。儀式用に飾られた馬形埴輪は、馬を所有することは、財力と権力のあることを示していた。6世紀には農工馬や駄馬として普及した。 水鳥や鶏の埴輪は[[首長霊]]に関連…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c6%b0%ca%aa%be... - 2022年05月05日更新

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