縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

タグ検索で奈良時代287件見つかりました。

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鳥毛篆書屏風

''鳥毛篆書屏風''(とりげてんしょのびょうぶ)は、[[正倉院]]に保存されている君主座右の格言を記載した屏風である。 *概要 [[国家珍宝帳]]記載の献納宝物である。東大寺献物帳([[国家珍宝帳]])の御屏風百畳の中の「鳥毛篆書屏風六扇」であり、当初の全六扇(六曲屏風が一隻分)がそのまま残る。第1扇から第六扇がある。 第1扇は緑青を地とし、2扇以下は丹色吹付けを地とする。花鳥文の吹絵を施す。 *管理 **名称:鳥毛篆書屏風 第1扇 -倉番:北倉 44 -用途: 調度 -技法:紙 -寸法:長149.0c…

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人勝残欠雑張

''人勝残欠雑張''(じんしょうざんけつざっちょう)は、[[正倉院]]に保存されている正月7日の人日に用いられた飾りである。 *概要 人勝は六朝時代に中国南部で行われた年中行事で、人日長寿や子孫繁栄を願っい、色絹や金箔を切りぬいて人や花の形に作り飾った。856年(斎衡3年)の「雑財物実録」に757年(天平宝字元年)の献物として2枚の人勝が記載される。現存する人勝残欠は両方の断片を継ぎ合わせたものである。人や動植物の形に切り抜いて彩色した絁、金箔の縁飾り等の残片を一枚に併せた。  現存品の中…

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雑集

''雑集''(ざっしゅう)は、[[正倉院]]に保存されている聖武天皇が中国六朝・隋・唐時代の詩文を抄出された書巻である。 *概要 [[国家珍宝帳]]記載の献納宝物である。天皇31歳の宸筆である。主として浄土信仰に関するものが抄写され、145首を計上する。中国ではほとんどが散逸し、伝わっていない。 *管理 -名称:雑集 -倉番:北倉 3 -用途: 書蹟・地図 -技法:紙 -寸法:本紙縦27.1〜27.7 全長2142 軸長31.3 -材質・技法 :本紙白麻紙47張 墨書 淡紫および淡黄の罫線 軸端は紫檀 …

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備中国分寺跡

''備中国分寺跡''(びっちゅうこくぶんじあと)は岡山県総社市上林にある寺院跡である。 *概要 低丘陵のゆるやかな南麓に位置する東西160m、南北187mの寺院跡である。周囲を底面の幅約1mの築地によって区画されていた。創建当初の国分寺跡は現在の国分寺境内と重複する。建物は南門や中門が発見されており、ともに5間×2間である。1971年(昭和46年)に岡山県教育委員会が実施した発掘調査によって、南門跡、中門跡、建物跡、築地土塀などが確認されている。金堂跡や講堂跡は現在も寺の境内地のうちに含まれており、その…

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備中国分尼寺跡

''備中国分尼寺跡''(びっちゅうこくぶんにじあと)は岡山県総社市上林にある寺院跡である。 *概要 備中国分寺と同じく、[[聖武天皇]]の勅願により建立された尼寺である。築地跡の痕跡から東西約108m、南北約216mの長方形の寺域と推定される。 護国寺として栄えていたが、南北朝時代に兵火にあった。備中国分寺の東約600mに位置し、現在は松林の中に建物の礎石や築地塀の痕跡が残るだけである。金堂礎石はよく残る。 南門の3個の礎石と基壇、中門の基壇、大型の金堂礎石群、2個の礎石を残す講堂、建物跡を思わせる整地…

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鳥獣花背方鏡

''鳥獣花背方鏡''(ちょうじゅうかはいのほうきょう,Square Bronze Mirror)は正倉院に保存されている中では唯一の四角い鏡である。一般には「海獣葡萄鏡」と呼ばれる唐の鏡である。 *概要 うずくまる獅子の形をしたつまみを中心に、その周囲に6頭の[[獅子]]と葡萄[[唐草文]]を配している。背面に葡萄唐草の中、獅子、鳥、蝶、蜂が飛び交う様子が刻まれる。鋳上りは鮮明である。銅、錫、鉛の成分比は中国鏡に近いため、唐の鏡と考えられる。正倉院展の第3回では「鳥獣葡萄背方鏡」と呼ばれていた。 *構…

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金工

''金工''(きんこう)は金属を加工してつくる工芸品である。 *概要 使われる金属は金・銀・銅・鉄・錫・玉鋼(たまはがね)・アルミニウム・ステンレス・プラチナ・チタンなどである。 *技法 -鋳金 -鎚金 -鍛金 -彫金…

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新羅楽

'新羅楽''(しらぎがく)は飛鳥時代から奈良時代にかけて新羅から日本に伝来した楽舞である。 *概要 楽器は[[新羅琴]]・[[笛]]などを用いた。 日本書紀に、460年頃、允恭天皇の葬儀に新羅の音楽家が種々の楽器をもって多数参列し,泣きながら歌舞を奏したという記録がある。平安初期ごろまで、雅楽寮に伝えられていたが、高麗楽に編入統合された。…

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鳥獣花背八角鏡

''鳥獣花背八角鏡''(ちょうじゅうかはいのはっかくきょう)は[[正倉院]]に保存されている八角形の銅鏡のひとつである。 *概要 背面に鳥獣花文を鋳出した鏡である。内区と外区とに分かれる。内区は紐をはさんで綬を咥えた二匹の鳳凰、山岳、花を表す。外区は花に集う鴨、インコ、獅子、鹿を表す。南倉(12号)にも鳥獣花背八角鏡がある。 付箋紙片に「八角鏡一面重大冊八斤八両径二尺一寸七分鳥獣花背、緋絁帯八角榲柙盛」の墨書。 鏡面は平面。鏡背は緑色や褐色に錆びる。錆が取れた部分は白みを帯び…

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赤銅合子

''赤銅合子''(しゃくどうのごうす,Lided Copper Bowl with Pagoda-Shaped Knob)は、[[正倉院]]に保存されている合子である。 *概要 合子はふた付きの小さい容器を意味する。第一号は宝瓶形の鈕をつける。古様の卵形の形状である。鈕は金銅製、他はほぼ純銅で赤褐色を呈し、今日でいう赤銅とは異なる。鍛造のあと轆轤挽きで仕上げる。第三号は七重の相輪形の鈕をつけて塔形とする。胴部は横に膨らんだ球形とする。台脚は末広がりである。座金の一部には銀を用い、つまみの部分に黄銅を用い…

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白虎

''白虎''(びやっこ, White tiger)は、中国古代の四神のひとつで、太陽が沈む西を守護する。四神は東西南北の四方を4匹の動物が守護すると考えられている。 *概要 四神の一つで西方を守護する霊獣/神獣である。四象と四神・四獣は同義である。中国では虎は百獣の王とされ、500年生きると白虎になるとされる。 *四神 -東 青竜 -南 朱鳥(朱雀(すざく)) -西 白虎 -北 玄武(亀と蛇(へび)の合体) *参考文献 …

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スキタイ

''スキタイ''(すきたい, Chinese flowers pattern)は、紀元前8世紀から前3世紀ごろにかけて、[[カフカス地方]]の北側、黒海北岸から[[カスピ海]]北岸のヴォルガ川までの草原地帯で活動した騎馬遊牧民である。 *概要 高度な金属文化を持っていた。騎馬の技術、馬具、武器に施された動物紋などが特徴である。 独特な形の馬具、「ハート」を逆にしたアキナケス剣という武器、「スキト・シベリヤ様式と呼ばれる動物文様」をほどこした美術品の三分野で知られる。 *参考文献 …

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玄武

''玄武''(げんぶ, Genbu)は、中国古代の想像上の動物で東西南北の四方を4匹の動物が守護すると考えられている。 *概要 四神の一つで霊獣である。四象と四神・四獣は同義である。 *四神 -東 青竜 -南 朱鳥(朱雀(すざく)) -西 白虎 -北 玄武(亀と蛇(へび)の合体) *参考文献 …

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金銀花盤

''金銀花盤''(きんぎんのかばん,Silver Foliate Platter woth Gilded Repousse)は、[[正倉院]]に保存されている銀製の盤である。 *概要 六花形の脚付きの大型の銀製の盤である。盤は上面が平たい器である。盆形の中央に花鹿、周囲に花葉文を蹴り彫りで刻み、裏から打ち出して肉付けをする。 文様部には金鍍金が施されている。[[正倉院]]の銀盤の中で、最も大きく華麗である。 花のような角を持つシカの文様を中央に置き、周縁には[[唐花文]]を打ち出す。皿の周囲に水晶玉など…

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新羅琴金薄輪草形鳳形

''新羅琴 金薄輪草形鳳形''(しらぎごと きんぱくわのくさがたおおとりがた,Four Stinged Biwa-lute)は[[正倉院]]に収蔵されている四絃の琵琶である。 *概要 [[国家珍宝帳]]に記載された品である。桐材をくり抜いた槽に12本の弦を張ったもので、朝鮮では伽耶琴と呼ばれる。もとは「金鏤新羅琴」が2面あったが、貸し出した際に、別の新羅琴、「金泥絵形」と「金薄輪草形鳳形」の2面が代納された。 楽器本体を首や肩に掛けて演奏するストラップがついている。 『三国史記』楽志に『新羅古記』を引用…

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花虫背八角鏡

''花虫背八角鏡''(かちゅうはいのはっかくきょう)は[[正倉院]]に保存されている銅鏡のひとつである。 *概要 中央に紐をもち、内区と外区とに分ける。全56面ある鏡の中で最も小型である。花・蝶・仙人文様の鏡である。 花虫背八角鏡には第33号、第34号、第35号、第36号、第38号がある。 第34号は鶴・一角獣・獅子に騎乗する4仙人を旋回させる構図で、唐鏡の踏み返しであろう。同笵鏡が正倉院南倉35号八角鏡、南倉36号八角鏡である。この文様形式はほかに日本では例がない。 *展示歴 **第34号 +1979…

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三輪山

''三輪山''(みわやま)は奈良県桜井市にある円錘形の優美な山である。 *概要 [[大神神社]]の御神体である。[[大物主神]]が鎮まる神の山として信仰され、『古事記』や『日本書紀』に、御諸山(みもろやま)、 美和山、三諸岳(みもろだけ)と記される。 高さ467メートル、周囲16キロメートル、面積350ヘクタール。 三輪山の杉は『万葉集』など、多くの歌集に詠われ「三輪の神杉」と呼ばれる。 *大神神社 日本最古の神社の1つ。大和の国一の宮、三輪明神と呼ばれる。 祭神は大物主大神で、蛇神であり、国造り・医療…

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伎楽面 木彫第3号

法隆寺]]宝物館)展示。飛鳥時代が4面、奈良時代・8世紀製作の乾漆造が4面ある。 *展示歴 -伎楽面 木彫第3号 +1964年 – 第17回 *管理 -名称 :伎楽面 木彫第3号 -倉番 :南倉 1 -用途 :楽器・楽具 -技法 :木竹工 -寸法 :縦27.0 横21.1 奥行22.5m -材質:桐 顔面は彩色(白) 頭部は[[黒漆]]塗 *参考文献 +[[奈良国立博物館]](2008)「正倉院展60回のあゆみ」奈良国立博物館 +木村法光・成瀬正和他(1988)「X線分析による宝物の材質調…

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伎楽面 木彫第57号

法隆寺]]宝物館)展示。飛鳥時代が4面、奈良時代・8世紀製作の乾漆造が4面ある。 *正倉院の酔胡従 |No|管理番号|最終出展~| |1|木彫 第3号|1964年| |2|木彫 第5号|1964年| |3|木彫 第6号|1981年| |4|木彫 第7号|1983年| |5|木彫 第12号|| |6|木彫 第13号|| |7|木彫 第14号|| |8|木彫 第16号|1989年| |9|木彫 第18号|1960年| |10|木彫 第20号|1988年| |11|木彫 第21号|1960年| |12|木彫 第…

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金銀鈿荘唐大刀

‘'金銀鈿荘唐大刀''(きんぎんでんかざりのからたち,Sword Mounting with Gilt-Silver Fittings inlaid with Jewels and with Makie-Decoration)は[[正倉院]]に収蔵されている金銀珠玉荘の[[太刀]]である。 *概要 装飾の華麗な太刀である。[[国家珍宝帳]]に記載される。国家珍宝帳に大刀100口が記載されているが、現存するのは本品のほか杖刀2口把だけである。「唐大刀」は唐風の大刀の意味である。 本品は木心に鮫皮を乗せ、把…

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