縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

タグ検索で奈良時代287件見つかりました。

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那珂通世

''那珂通世''(なかみちよ、1851年 - 1908年3月2日)は日本の明治時代の歴史学者である。東洋史学の命名者である。 *概要 外国史をそれまでの「支那学」と「万国史」から、「東洋史」と「西洋史」の二つに分けることを主張し、認められた。白鳥庫吉は中学教師時代の教え子である。 *経歴 -1851年、盛岡藩士の藤村政徳、弁子の3男として藤村家に生まれる。 -1859年、漢学者の江帾通高(梧楼)の養子となる。 養父が「那珂」と改姓したため「那珂通世」を名乗った。 -1872年、慶應義塾別科…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c6%e1%b2%d1%c4... - 2022年12月01日更新

木下正史

''木下正史''(きのしたまさし、1970年- )は日本の考古学者、歴史学者である。 文学修士(東京教育大学大学院文学研究科)。 *概要 奈良国立文化財研究所で平城宮・京の発掘調査に従事する。斉明天皇陵であることがほぼ確定した[[牽牛子塚古墳]]発掘、[[飛鳥水落遺跡]]での日本最古の漏刻遺構発見などに携わった考古学の第一人者である。 *経歴 -1941年、東京都に生まれる。 -1965年、東京教育大学文学部卒業 -1969年、東京教育大学大学院 文学研究科 日本史学修了 -1969年、奈良国立文化財研究…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%cc%da%b2%bc%c0... - 2022年11月27日更新

河内春人

''河内春人''(かわちはると、1970年- )は日本の歴史学者である。関東学院大学准教授。博士(史学)。 *概要 専攻は日本古代史、東アジア国際交流史。日本古代史を東アジア史全体の中で、中国史料・朝鮮史料を見据えつつ、『古事記』『日本書紀』とは一定の距離をを置きつつ、中国・朝鮮史料や考古学の成果を含めて論じ、広い視野で日本古代の歴史を再検討している。 *経歴 -1970年、東京都に生まれる。 -1993年、[[明治大学]]文学部卒。 -2000年、[[明治大学]]大学院博士後期課程中退。 -2002…

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藤間生大

''藤間 生大''(とうませいた、1913年5月16日 - 2018年12月10日)は日本の歴史学者、考古学者である。 *概要 歴史学者の[[石母田正]]らとマルクス主義歴史学に基づく日本古代史研究を行う。著書に「日本古代国家」「埋もれた金印」「日本武尊」。岩波新書『埋もれた金印』はロングセラーとなった。マルクス主義歴史学者として井上清、[[石母田正]]と並び称せられた。1950年代には民族論を牽引し学会に激しい論争を起こす。古代日本史から近代東アジア史まで幅広く研究する。 *経歴 -1913年5月16…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c6%a3%b4%d6%c0... - 2022年11月27日更新

井上光貞

''井上光貞''(いのうえみつさだ、1917年9月19日 - 1983年2月27日)は歴史学者である。東京大学[[名誉教授]]。日本古代史研究の碩学。元・[[国立歴史民俗博物館]]館長。文学博士。 *概要 [[1917年]](大正6年)9月、東京に生まれる。[[井上馨]]の曾孫。[[桂太郎]]の孫。父は桂太郎の次男、母は井上馨の娘。腎臓炎のため、成蹊高等学校の理科乙類から文科乙類に異動する。成蹊高校の西洋史の藤原音松の影響を受け、歴史に興味をもつ。『日本資本主義発達史講座』の影響を受ける(井上光貞(20…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b0%e6%be%e5%b8... - 2022年11月26日更新

奈良県立万葉文化館

''奈良県立万葉文化館''(ならけんりつまんようぶんかかん, Nara Prefecture Complex of Man'yo Culture)は奈良県高市郡明日香村にある万葉文化の博物館である。 #ref(https://image01.seesaawiki.jp/a/o/ancienthistory-memo/jO5dNGuQf0.JPG,350,300,right){奈良県立万葉文化館} *概要 「万葉」の歴史と文化を紹介する資料館である。2001年9月15日に開館した。『万葉集』を中心とする古代…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c6%e0%ce%c9%b8... - 2022年11月22日更新

味摩之

''味摩之''(みまし)は、日本に伎楽を伝えたとされる [[百済]]からの[[渡来人]]である。 *概要 日本書紀の推古20年(612年)に「百済人の味摩之が帰化し、自分は呉で伎楽を学んだので伎樂の楽部ができるといった。そこで桜井に少年を集め、伎樂を習わせた。そこで眞野首弟子と新漢濟文の二人が、楽部を学んだ。大市首と辟田首たちの祖先である(百濟人味摩之、歸化、曰「學于吳、得伎樂儛。」則安置櫻井而集少年令習伎樂儛。於是、眞野首弟子・新漢濟文二人習之傅其ࠜ…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%cc%a3%cb%e0%c7... - 2022年11月20日更新

伎楽面力士

''伎楽面力士''(ぎがくめんりきし)は、[[正倉院]]に保存されている伎楽で用いられる力士の面でである。 *概要 百済からの渡来人[[味摩之]](みまし)によって伝えられた伎楽は、平安初期頃まで寺院における[[法会]]で盛んに上演された。本作は[[力士]]の役柄の伎楽面である。桐製で、頭部に髷を結い、肌は赤銅色に仕上げる。 *構造 *製作者 面裏の「前一」「東大寺<将李魚成作>」「天平勝宝4年(752)4月9日」の墨書から天平勝宝4年の[[大仏開眼会]]で行われた四組の伎楽で用いられた面である。作者は…

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酔胡王

[国宝]]となっている。こちらは飛鳥から奈良時代で8世紀のものである。 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bf%ec%b8%d5%b2... - 2022年11月20日更新

伎楽面呉女

''伎楽面呉女''(ぎがくめんごじょ)は、[[正倉院]]に保存されている[[伎楽]]で用いられる呉女の面でである。 *概要 百済からの渡来人[[味摩之]](みまし)によって伝えられた伎楽は、平安時代初期頃まで寺院における法会で盛んに上演された。楽器伴奏のある無言の仮面劇であり、仏教音楽として法会や行道等に用いられた。 本作は伎楽で唯一の女性の伎楽面である。正倉院の伎楽面は171面が伝わる。伎楽では蛮人の崑崙に恋い慕われ、手荒な扱いを受けたところを力士に助けられる(興福寺の雅楽家である狛近真『教訓抄』)。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b4%ec%b3%da%cc... - 2022年11月20日更新

西大寺

跡 当初は八角七重塔として設計されたが、奈良時代末期の緊縮財政の中で縮小され、実際には四角五重塔となった。延長6年(928)に雷火でいずれかが焼失。東塔は1502年に焼亡し、その後は再建されないまま塔跡のみ残る。 *愛染堂 奈良県指定文化財。入母屋造・桟瓦葺向拝付の大型仏堂。叡尊上人の住房であった西室(にしむろ)の跡地に、江戸時代、明和4年(1767)に京都の近衛家邸宅の御殿の寄進を受けて移築し建立した。 *四王堂 江戸時代・延宝2年(1674)の再建で、正面3間・奥行2間の寄棟造で、身舎の四周に裳階があ…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c0%be%c2%e7%bb... - 2022年11月20日更新

當麻寺

講堂の二つの堂で當麻寺となったとされる。奈良時代に入り、東塔、西塔、千手堂(現・曼荼羅堂)、中院(現・中之坊)を造営する。平安時代には白鳳・天平様式の伽藍堂塔と四十余房もの僧坊をもつ大寺院となった。江戸期にも三十一房の僧坊を擁したという。 *本堂 本堂(国宝)は曼荼羅堂とも呼ばれ、中将姫が西方浄土を蓮糸で織り描いたとされる當麻曼荼羅を本尊とする。桁行七間(正面21.02m)梁行六間(奥行18.06m)寄棟造、本瓦葺。平安末期の治承4年(1180年) *金堂 平重衡か南都焼打ちの際、越中次郎が竹の内峠を越…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%e1%c4%cb%e3%bb... - 2022年11月19日更新

灯篭

六角形が主流となった。 *最古の石灯籠 奈良時代まで主として寺院への献灯として石灯籠が使われた。石灯籠の最古のものは、奈良時代に作成された[[當麻寺]]の石灯籠で重要文化財となっている。八角型の石燈籠は、金堂の裏側(南側)、覆屋の中に立つ。蕨手がないのは新羅に見られる様式の古様を示しており、白鳳時代(645-710年)の遺構説を裏付ける。八角石燈籠は、金剛山地の北部に位置する二上山から切り出された凝灰岩で造られており、高さ2.27m。 基礎部は風化しており、笠・宝珠いずれも破損している。火袋は木製の後補。…

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蓮華残欠

''蓮華残欠''(れんげざんけつ)は、[[正倉院]]に保存されている仏教の[[荘厳具]]または[[供養具]]である。 *概要 池に浮かぶ蓮の花、葉、蕾をかたどる。ホオ材をくり抜いて下部に池を作り、周囲に岩石をかたどる堤を作り、池の中央に十字型の州浜を作り出す。州浜から金銅製の茎をのばす蓮が枝分かれし、茎の先端に木製の蓮華、蕾、蓮の花を取り付ける。蓮花と蕾は黒漆地に金箔、開いた花と萼は黒漆地に銀箔を貼る。蓮華の花弁は蓮肉の側面に取り付けた小さな釘に一枚ずつ差し込んで固定する。 *構成 堤は白下地に赤、緑、…

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法会

に蘇我馬子が法会を行ったとの説がある。 奈良時代の[[大仏開眼供養]]も法会のひとつである。東大寺の大仏開眼供養は数回に渡り開催されている。最初の大仏開眼供養は752年(天平勝宝四年)の聖武上皇・孝謙天皇の臨席のもとに盛大に行なわれている。 *法要との違い 「法要」は、追善供養自体を指す。「法事」は追善供養を行う儀式、行事をいう。どちらも親族や近しい者が行う。法会は不特定多数が集まる。 *参考文献 +[[奈良国立博物館]](2008)『正倉院展60回の歩み』奈良国立博物館 +[[奈良国立博物館]](20…

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供養具

''供養具''(くようぐ)は、僧が法を説き修行して衆生を利益する[[法会]]などの仏教行事に使用する道具である。 *概要 供養は仏、菩薩、諸天などに香、華、燈明、飲食などの供物を捧げることを言う。具は道具である。 供養具には五具足・[[灯篭]]などがあり、花や香、灯明などを供える道具である。五具足は香炉、燭台(灯立)一対、花立一対をいう、仏壇を祀る仏具一式である。 *参考文献 +[[奈良国立博物館]](2008)『正倉院展60回の歩み』奈良国立博物館 +[[奈良国立博物館]](2022)『正倉院展第7…

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白石鎮子白虎・玄武

''白石鎮子 白虎・玄武''(はくせきのちんす びゃっこ げんぶ,Marble Relif of Devine White Tiger and Black Serpent-Tortoise)は、[[正倉院]]に保存されている大理石のレリーフである。 *概要 四神の[[玄武]]と[[白虎]]がからみ、雲文を半肉彫りとしたもの。鎮子にはおもし説があるが厳密には用途不明である。 2つの動物を組み合わせる文様は[[スキタイ]]など西方起源と考えられる。 「[[国家珍宝帳]]」記載の白石鎮子に比定されるが、建築資…

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呉竹笙

中国または朝鮮半島に起源をもつ楽器で、奈良時代に日本にもたらされた。中国の「皇清職貢図」(巻六「永寧協右管属九姓笛民」)に笙とみられる楽器が描かれる。 高さの異なる音を一度に鳴らすことができるから和音も吹ける。 壺と吹管は木製黒漆塗で、鏡板は水牛角製である。竹管と竹帯には真竹またはホテイチクを用い、帯は真竹またはハチクである。節の形から真竹と考えられる。ホテイチク、ウサンチクの可能性もある。竹管の一つに「東大寺」の刻銘がある。東大寺での法会で用いられたものである。阿弥陀来迎図には笙を奏でる菩薩が描かれる…

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正倉院

''正倉院''(しょうそういん,Shosoin)は、[[奈良県]][[奈良市]]に所在する[[東大寺]]大仏殿の北西にある[[校倉造]]の高床式[[木造]]倉庫である。 #ref(https://image01.seesaawiki.jp/a/o/ancienthistory-memo/n68slV4FUU.JPG,350,300) *概要 **建築概要 正倉院はもともと[[東大寺]]の倉庫の一つである。東大寺は寺の什物や記録類を保管する倉庫を建築した。正倉院は[[東大寺大仏殿]]の裏手である北西方向に…

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裛衣香

''裛衣香''(えびこう)は、[[正倉院]]に保存されている数種類の香料を調合した防虫香である。 *概要 数種の香材を平絹で包んだものである。 正倉院に九点が伝わる。それぞれの包に配合される香材の種類や分量は異なっている。 第一号は零陵香、藿香、第二号は沈香、他の包は甘松香・丁子香・白檀香を含んでいる。 *製作年 第一号の底裏には「重小六両/神護景雲二年四月廿六日」第二号には「神護景雲二年四月廿六日」の墨書がある。他の包にも同様の銘が記される。768年(神護景雲二年)にまとめ…

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